コラムColumn
【インプラントをご検討中の方へ】入れ歯やブリッジと比較したインプラントのメリット
みなさん、こんにちは。
「武蔵小金井駅」南口から徒歩2分の歯医者【みやはら歯科クリニック武蔵小金井】です。
歯が抜けた状態を、そのままにしていませんか?
なかには、「1本くらいなら、なくても困らない」とお考えの方や、入れ歯が合わずに使うのをやめている方もいらっしゃるでしょう。
日本では、年齢とともに歯を失う方の割合は増加しています。
75歳以上の8割以上の方が、なんらかの義歯を使用しているというデータがあります。
歯を失っても、しっかりと噛めて快適な毎日を過ごすためには、患者さまお一人お一人に合った治療を選択することが大切です。
(参照:厚生労働省e‐ヘルスネット「歯の喪失の実態」より) >
歯周病やむし歯が重症化すると、歯が抜け落ちます。
それだけでなく、突然の事故や転倒など、歯を失う可能性は誰にでもあります。
歯を失ったら、できるだけ早く補いましょう。
なぜなら、抜けたままにしていると、汚れがたまりやすくなったり、特定の場所に負担がかかったりすることで、残っている健康な歯にも悪い影響をおよぼすリスクが高まるからです。
![宮原 慎太郎 院長](https://www.miyahara-dc.jp/assets/image/pic_greeting_01.png)
宮原 慎太郎 院長
2018年 東京医科歯科大学卒業
2018年 東京医科歯科大学にて臨床研修
2019年 医療法人社団悠和会 北野坂鳥居歯科医院 麻布十番歯科オーラルケア 兼任
2020年 医療法人社団悠和会 麻布十番歯科オーラルケア 分院長就任
2023年 みやはら歯科クリニック 開院
医院名:みやはら歯科クリニック 武蔵小金井
所在地: 〒184-0004
東京都小金井市本町1丁目8―11
アーバン武蔵小金井1F
Contents
インプラント・入れ歯・ブリッジの違いについて
歯を補う方法は、ひとつではありません。
当院では、患者さまのお口の状態やライフスタイルに合わせて、インプラント・入れ歯・ブリッジのなかから、適用できるものをご提案します。
それぞれに特徴があり、治療にかかる期間・費用・使い心地などに違いがあります。
メリットだけでなくデメリットも丁寧に説明しますので、どの治療を選ぶかを一緒に考えましょう。
先ほどあげた3つの治療の目的は、すべて同じで、抜けた歯の機能を人工歯で補うことです。
目的は同じですが、人工歯の支え方に違いがあります。
インプラントは、人工歯根の代わりとなるインプラントを顎の骨に直接埋め込みます。
つまり、天然の歯と同じ構造で、人工歯を支えるので、ご自身の歯を取り戻したような感覚を味わうことができるのです。
一方、入れ歯やブリッジでは、自立できないので、まわりの歯や歯ぐきの支えが必要です。
ブリッジは、両隣の歯を削って柱にして、連結した人工歯を被せて固定します。
部分入れ歯は隣の歯や歯ぐきにバネをかけて、総入れ歯は顎に吸着させて、入れ歯を支えます。
そのため、支えの状態によって、違和感があったり、噛みにくさを感じたりすることがあるのです。
入れ歯やブリッジと比較したインプラントの5つのメリット
インプラントには、さまざまなメリットがあります。
その中には、インプラントだけのメリットもあれば、入れ歯やブリッジに共通するものもあります。
まずは、項目別に比較してみましょう。
1.見た目
・バネやプラスチックが見えない
・見た目にこだわって人工歯の素材を選べる
インプラントの場合、天然の歯と同じ構造で人工歯を支えます。
目で見えている部分に、金具やバネなどのパーツを使わないので、自然な見た目に仕上がります。
まわりの目線を気にせずに、思いっきり口を開けて笑ったり、お食事を楽しんだりすることが可能です。
土台に装着する人工歯の素材は、患者さまのご要望に合うものをご提案します。
セラミックを選べば、透明感が再現できて、まわりの歯にも馴染みます。
どこを治療したかわからないほど自然に仕上がるので、ナチュラルな仕上がりを希望される方にはインプラント治療がおすすめです。
ただし、ブリッジや入れ歯でも、素材によっては目立ちにくいものをお選びいただくことは可能です。
入れ歯には保険診療のものと自由診療のものがあり、見た目や機能性にこだわりたい方には、自由診療の入れ歯をご提案することがあります。
バネを使わないノンクラスプデンチャーなら、入れ歯が目立つというお悩みを解消できます。
2.噛み心地
・天然の歯のような噛み心地が再現される
・発音しやすい
インプラントは顎の骨に人工歯根を埋め込むので、安定感は抜群です。
噛む力は天然の歯と同じ程度といわれていて、入れ歯やブリッジよりもしっかりと噛めるのが特徴です。
おせんべいやフランスパンなど、好きなものを気にせず食べることができます。
一方、入れ歯の場合は、噛む力が天然の歯の半分ほどとされています。
ブリッジは、入れ歯よりも噛めますが、支えとなる歯の状態によって噛む力は弱まったり、食べ物によっては噛みにくいと感じたりすることも。
粘着性のあるものやかたいものは、思うように噛むことができず、好きな食べものをガマンしなければいけないこともあるでしょう。
また、インプラントには、「噛む」だけでなく、発音しやすいというメリットもあります。
人工歯以外のパーツがないので、口の中を広く使えて発音もスムーズに行っていただけます。
3.まわりの歯への影響
・入れ歯のようにまわりの歯や歯ぐきに負担をかけない
・ブリッジのように両隣の歯を削らない
・顎の骨を維持することができる
インプラントは、残っている歯を健康な状態で維持することができる治療です。
入れ歯はバネをかける部分に負担がかかりますが、インプラントは自立するので、まわりの歯や歯ぐきを支えにしません。
ブリッジの場合、両隣の歯を削って柱とするので、削られた歯はもろくなります。
失った本数が多くなると、削る量も増えて、歯の寿命を縮めます。
残っている歯にダメージを与えると、健康だった歯まで失うリスクが高くなるのです。
また、インプラントは噛む刺激がしっかりと骨に伝わるので、顎の骨を維持する効果が期待できます。
入れ歯やブリッジでは、噛む刺激が骨に伝わりにくく、骨が痩せ細ることがあります。
歯並びやかみ合わせだけでなく、フェイスラインにも影響が出る恐れがあるので、注意が必要です。
4.寿命とメンテナンス
・メンテナンス次第で長く使用できる
・他の歯と同じように歯磨きができる
インプラントはメンテナンス次第で長くお使いいただけます。
一般的な寿命は15年程度とされていますが、アメリカでは40年以上、その方が亡くなるまで問題なく使用できたという例もあるほどです。
毎日丁寧に歯を磨き、インプラントの周囲を清潔に保つように心がけてください。
毎日のお手入れに加えて、定期的に検診を受けることで、インプラント周辺のトラブルを予防し、快適にお使いいただけます。
一方、個人差はありますが、入れ歯の寿命は2〜3年ほど、ブリッジの寿命は5〜7年ほどです。
入れ歯は、毎食後外してお手入れしていただくのが理想です。
そのため、毎日のお手入れをおっくうに感じる方も多くいらっしゃいます。
また、一度製作したら終わりではなく、お口や入れ歯そのものの変化に合わせて調整しながら使っていただくものですので、定期的に歯科でチェックを受ける必要があります。
ブリッジは固定式ですので、外してお手入れする必要はありませんが、構造上汚れがたまりやすいので、丁寧に歯磨きを行ってください。
歯ブラシ以外の補助清掃用具を使うのも効果的です。
汚れがたまり内部でむし歯が発生すると、ブリッジを外して新しくする必要があります。
そうなると、両隣の歯をさらに削ることになり、歯の寿命を縮めます。
5.全身の健康面への影響
・胃や腸への負担を減らす
・脳へ刺激を与える
・金属アレルギーを発症しない
インプラントでしっかり噛める状態を維持することができれば、胃・腸へよい影響を与えます。
しっかりと咀嚼(そしゃく)することで、消化や栄養の吸収を助けます。
また、骨を通して脳へ刺激を与える効果も期待できます。
インプラントでは、身体になじみやすいチタンを使用しているので、金属アレルギーを発症することはほとんどありません。
一方、入れ歯やブリッジでも、自由診療の素材を選べばメタルフリー治療が可能ですので、金属アレルギーが気になる方はお申し出ください。
インプラントのデメリット
インプラントにはさまざまなメリットがありますが、同時にデメリットも存在します。
デメリットについてもご理解いただいたうえで、インプラント治療を行うかどうか決めましょう。
一般的にデメリットとされているのは
・外科手術を伴う
・保険が適用されない
・治療期間が長くなる
・メンテナンスを継続させる必要がある
という点です。
麻酔を使った外科手術が必要なので、持病や体調によっては治療を受けることができないこともあります。
また、安全に治療を進めるためには、一つ一つの工程を丁寧かつ慎重に進めていかなければいけません。
さらに、顎の骨とインプラントが結合するのを待つ時間も必要になるので、治療が完了するまでに半年以上かかるケースがほとんどです。
保険が適用されないため、治療にかかる費用は自己負担になります。
入れ歯やブリッジと比較して、通院回数が多くなり、費用面での負担も大きくなる傾向にあります。
しかしながら、メンテナンス次第では長くお使いいただけて、残っている歯を健康な状態で維持できることからも、長期的に見てコストパフォーマンスのいい治療ともいえます。
インプラント治療をご検討の方は「みやはら歯科クリニック武蔵小金井」にご相談ください
インプラント治療は、治療が完了するまでの通院回数が、他の治療と比べて多くなります。
そのため、通いやすく信頼できる歯科医院で行うことが大切です。
当院の院長は、日本口腔インプラント学会に所属しています。
豊富な知識と経験に加えて、歯科用CTなどの設備も充実させて、安全性の高い治療を行いますので、安心してご来院ください。
ご来院いただいたら、まずはカウンセリングで、患者さまのお話を丁寧におうかがいします。
精密検査でインプラントを行えるかどうかを判断し、治療計画についてわかりやすく説明します。
治療後のメンテナンスにも力を入れて、インプラント生活をサポートしますので、インプラントをご検討中の方は、まずは当院にご相談ください。
JR武蔵小金井駅南口から徒歩2分の「みやはら歯科クリニック武蔵小金井」は、月曜・火曜・水曜は20時まで診療しています。
土曜・日曜は17時まで診療していますので、お仕事帰りやお休みの日など、ライフスタイルに合わせて通院時間をお選びください。
バリアフリーの院内は土足のままお入りいただけますので、お子さま連れの通院や、ご家族の通院への同伴も安心です。
おすすめの関連記事
2024.02.05 [月]
インプラント手術後は仕事に行ける?食事はいつから?術後の過ごし方のポイント
2023.11.06 [月]
インプラントを長く使っていただくために……必要なメンテナンスについて
2023.04.10 [月]
当院で使用しているインプラントについて詳しく解説
最近の投稿
- 気になる出っ歯はマウスピース矯正で治せますか?マウスピース矯正で改善できる歯並びについて
- ホワイトニングで白くなる歯と白くならない歯の違いは?白くならないケースと対処法について
- インプラント手術後は仕事に行ける?食事はいつから?術後の過ごし方のポイント
- 10代20代でも歯周病になる?侵襲性歯周炎の早期発見・早期治療のためにできること
- 気になる前歯をスピーディに整えたい!部分矯正に向いている歯並びについて