こんにちは、みやはら歯科クリニック武蔵小金井院長の宮原慎太郎です。今回は、予防歯科の意義と、当院で行っている定期検診についてご説明いたします。

宮原 慎太郎　院長

宮原 慎太郎　院長

2018年　東京医科歯科大学卒業
2018年　東京医科歯科大学にて臨床研修
2019年　医療法人社団悠和会 北野坂鳥居歯科医院　麻布十番歯科オーラルケア　兼任
2020年　医療法人社団悠和会　麻布十番歯科オーラルケア　分院長就任
2023年　みやはら歯科クリニック　開院


医院名：みやはら歯科クリニック 武蔵小金井
所在地： 〒184-0004
東京都小金井市本町１丁目８―１１　
アーバン武蔵小金井１F

定期検診

当院では、”予防”というものに対して、治療の必要性がない口腔内に対してその口腔内環境の現状を維持、向上させていくもの、という捉え方をしています。つまり、治療が終わった方に対して、再治療にさせないことを大きな目的としています。そのために当院が考えた定期検診の内容をご説明いたします。

歯周病検査

まず初めに、歯周病の検査を行います。これは歯周ポケットの深さを測るもので、歯周病の進行度合いを検査する目的で行います。歯周ポケットが深い部分がある方は一度歯周病の治療を行ってから定期検診に移行します。

染め出し

次に染め出しです。子供の頃、赤や紫色に歯を染めて汚れが残っている位置を確認したことがあるのではないでしょうか。当院では、希望されない方以外は皆さんにこの検査を行なっております。

その理由については、まず汚れの色も白で、どこに汚れがついているのかを把握せずに歯磨きを行なっている方がほとんどだからです。

ブラッシング

歯周病の治療、予防、治療箇所の再治療の予防で一番大切なのはご自宅でのブラッシングにより、汚れが溜まっている時間を短くすることです。それにはご自身で磨き方の癖などを把握しその方にあったブラッシングの方法を提案させていただく必要があると考えています。

フロス

また、当院ではフロス、歯間ブラシの使用をとても大切に考えています。口の中で歯周病菌が一番繁殖する箇所が歯周ポケットの中と、歯と歯の間です。その使用方法も毎回詳しくご説明させていただきます。この磨き方の指導にしっかり時間をかけ、皆さんの口腔内の環境をよりよく、維持していくのが当院での予防の最大の意義となります。

今回はこの染め出しまでを説明させていただきました。染め出しの後に行う、エアフロー、スケーリング、フッ素塗布については次にご説明いたします。予防について何か質問等ありましたら何でもご相談ください。

当院の予防クリーニングについてはこちら＞

こちらの記事もあわせてご参考にしてみてくださいね。

【予防歯科】当院の定期検診、メンテナンス(2)エアフロー