コラムColumn
歯の精密治療に欠かせないルーペ・マイクロスコープの特徴と必要性について解説
こんにちは、みやはら歯科クリニック武蔵小金井院長の宮原慎太郎です。今回は、当院での歯科治療、予防には欠かせない拡大鏡・治療用ルーペについてお話ししたいと思います。
宮原 慎太郎 院長
2018年 東京医科歯科大学卒業
2018年 東京医科歯科大学にて臨床研修
2019年 医療法人社団悠和会 北野坂鳥居歯科医院 麻布十番歯科オーラルケア 兼任
2020年 医療法人社団悠和会 麻布十番歯科オーラルケア 分院長就任
2023年 みやはら歯科クリニック 開院
医院名:みやはら歯科クリニック 武蔵小金井
所在地: 〒184-0004
東京都小金井市本町1丁目8―11
アーバン武蔵小金井1F
拡大鏡・治療ルーペ
当院では、患者様の治療にあたる際、必ず拡大鏡、またはマイクロスコープを使います。なぜその必要性があるのか、説明したいと思います。
治療用ルーペ
治療用ルーペは、その名の通り治療する際の視野を拡大視野にしてくれるものです。私自身はUNIVET社の5倍のルーペを使用しております。これを使用することで裸眼で見る視野の5倍拡大されたサイズで見ることができます。
これにより、予防のクリーニング時には、裸眼では見えない部分の細かい歯石を見つけることが可能となり、より質の高いクリーニングを行うことができます。治療の際には、裸眼ではみつけられない初期虫歯を見つけることができたり、細かい作業が可能となることでより精度の高い詰め物、被せ物を提供することが可能となります。
当院では、保険外治療だけではなく保険治療においても必ずこのルーペを使用することによりより予後の良い治療を提供したいと考えております。
マイクロスコープ
更に精密な治療に欠かせないのがマイクロスコープです。当院にはMORITA社のライカという機種が導入されています。最大倍率が25倍なので治療用ルーペよりもより拡大された視野で治療できます。より細部まで見ることができればより精度の高い治療ができるわけです。
また、マイクロスコープ内にカメラが装備されているので実際に拡大された視野での写真撮影、動画撮影が可能です。それをもとに患者産に詳しい情報を説明できる点も大きなメリットだと考えております。
いかがでしたでしょうか。
拡大視野での治療ではどうしてもより時間がかかってしまいます。
しかしより見える状況でより精度の高い治療を患者様に提供したいという思いから当院では治療の際には必ず治療用ルーペ、もしくはマイクロスコープを用いています。
保険治療でも保険外治療でも、疑問に思うことがありましたらお気軽にご相談ください。
こちらの記事もあわせてご参考にしてみてくださいね。
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